企業がインスタグラムを運営するときの注意点
SNSを使ってもっと自社サービスを認知させ、ファンを獲得させようと考えるときに、Instagramの運営は欠かせないと言えるでしょう。
今回は、企業がInstagramの運用をするときの注意点をお伝えします。
数あるSNSのなかで、なぜInstagramなのか
①ユーザー数が多い
プロモーションの目的を踏まえると、利用ユーザーが多いことがSNSを選ぶ絶対条件となります。たくさんの人に知って欲しくて始めるのに、利用者が少ないSNSを開設しても意味がありません。Instagramは、近年のアクティブユーザーの急増からも注目すべきSNSです。
以前はテレビCMが「多くの人に見てもらう」という役割を担っていました。だからCMには多額の費用が必要でした。対してSNS利用は、運用のためのコストがかからないことも大きな魅力のひとつです。
②検索機能がある
ハッシュタグ機能により、「インスタで検索する」ということが当たり前になりました。ユーザーが検索したときに、自社のアカウントがなければもちろん検討対象に入りません。
③フォロワーに繰り返し伝えることが可能
SNSは日常的に発信を続けていくものなので、伝えたい内容を言葉や写真を変えて何度も伝えても嫌われません。反復して伝えることでフォロワーに定着し、より身近な存在になれます。
④ストックもできる
ひとつの投稿で興味を持ってもらえたら、プロフィールページと過去記事を遡ってもらうことですぐにWebサイト並みの情報を見てもらうことができます。また、過去の記事がハッシュタグ検索に引っかかることもあります。
繰り返し投稿できるSNSと、過去の記事がストックされていくブログの良いとこ取りができるのがInstagramなのです。
⑤機能が豊富!Instagramだけで完結する、飽きさせない設計
Webサイトの代わりにInstagramのみで運営している事業もあるくらい、機能が豊富です。
通常投稿の他に
・24時間限定での公開のため、よりリアルな投稿ができるストーリーズ
・短い動画で気軽に見てもらえるリール投稿
・Instagramを見てそのまま購入できるショッピング機能
・リアルタイムに届けるライブ配信
などがあります。
最近リリースされたのは動画投稿機能のリールで、今後も新しい機能が増える可能性があります。
それでは、Instagramを運営する際の注意点をご紹介します。
注意点1 投稿タイプを見極める
Instagramの投稿をよく見てみると、以下のような投稿タイプがあることが分かります。
・お役立ち情報
レシピ・洋服のトレンド・生活の知識など、すぐに役に立つ情報を伝えるため、フォローされやすいです。
・理想を見せる投稿
→インテリア、旅行、レストランなど、体験したくなり、見ていて楽しい気持ちになる投稿です。理想だと感じてもらえればフォローされます。
・おもしろ投稿、ストーリーもの
→エンタメとして楽しませる投稿です。続きが気になったり、次の投稿を早く見たい!と思ってもらえるとフォローされます。
・あるある投稿
→日常のちょっとした出来事や疑問などがユーザー目線で書かれている投稿です。
「分かる!」という共感はファンを作りやすく、応援してもらいやすいです。
もちろんこのタイプに当てはまらない投稿もありますが、
企業のカラーや業界によって効果的な投稿タイプが変わってきます。
「自分がターゲット層だったら追いたくなるか、フォローしたくなるか?」
を考えて投稿を作る必要があります。ひとつのタイプだけではなく、バランスよく組み合わせるのも良いでしょう。
注意点2 ハッシュタグを利用する
ハッシュタグを付けていないと検索されても見つけてもらえず、せっかくの投稿がフォロワーにしか届きません。新しいユーザーに見つけてもらうために、検索されやすいハッシュタグを付けることが重要です。
注意点3 通常投稿だけではなく、動画投稿、ストーリーズ、リール、インスタライブなど多様な機能を使いこなす!
最初は通常投稿だけでも良いですが、できる限り他の機能も使い、発信の幅を広げていくと良いでしょう。
多くのアクティブユーザーが最低1日に1回、特に若年層は1日に数回Instagramを開くと言われています。
惹かれる投稿が多いと、Instagramアプリを開くたびに更新されていないか気にしてもらえるようになります。通常投稿だけを1日に何回も投稿するより、ストーリーズやリールなどの他の機能や、通常投稿でも写真ではなく動画に変えてみるなど、試しながらフォロワーの反応を見たいところです。
それぞれ特性が違うので、ストーリーズやリールを使うことで親近感を持たせたり、様々な面をフォロワーに見せることができます。
注意点4 宣伝の投稿は頻度に注意
商品やサービスの宣伝を1日に何度もするのは考えものです。
SNSはユーザーと同じ目線で投稿することで、企業・個人関係なく対等にコミュニケーションが取れるプラットフォームなので、宣伝の色が強い投稿が続くとフォロワーとの距離が離れる可能性があります。これも、「自分がターゲット層なら自社のアカウントをフォローするか?」という視点を確認することで、やりすぎを防ぐことができます。
注意点5 インフルエンサーを活用するとき
商品やサービスを知ってもらいたいなら、すでにフォロワーがたくさんいるインフルエンサーに依頼するのもひとつの方法です。
こまめに投稿しフォロワーとのコミュニケーションを取っているインフルエンサーなら、紹介も宣伝としてではなく口コミとして受け取ってもらえます。しかも、インフルエンサーに憧れているフォロワーが多いので、その商品も「素敵なもの」として認識されやすいのです。確実な効果が狙えるため、自社のInstagramアカウントを育てることと並行して取り入れてみると良いでしょう。
ただし、インフルエンサーに依頼するときも注意が必要です。フォロワーが多いほどPRの仕事が増えやすいため、やみくもにフォロワーを増やすことだけを考えているインフルエンサーもいます。
フォロワー数だけではなく、フォロワーとの信頼関係があり、支持率が高いインフルエンサーかどうかをチェックする必要があります。
TOKYOインフルエンサーアカデミーでは、インフルエンサーの育成だけではなく、
インスタグラムを使ってPRをするためのコンサルティングや、企業や地域とインフルエンサーとの懸け橋となることで、新しい価値を生み出しています。
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