Story中島 侑子 ストーリー

家族みんなが長野にかけつけてくれました。赤ちゃんがちょっと動いただけで歓声があがり、泣き声すら可愛くて、家中が幸せで満ち溢れます。
そんな中、私は時々猛烈な虚無感に襲われていたのです。今まで私に向けられていた「からだ大丈夫?」「寒くない?」という周囲からの温かい視線は、当然のことながら赤ちゃんに向けられます。
私は、自分のことを「役目を終えた人」と感じていたのです。
産後は両方の母が泊まり込みで手伝ってくれ、この上なく恵まれた環境。一方で、私は自分の存在意義がわからなくなっていました。
お腹に守るべき子供もいない。
今までみたいにバリバリ働くこともできない。
世間の役にもたっていない。
家事もできない。
私って・・なんのために生きているんだろう?
「産後3か月は暗いトンネルにいるようだった」
出産した友達たちが口々にいっていたセリフ。いやいやそんな、大げさな!と笑って聞いていましたが、まさか自分が心にぽっかり穴があいたような状態になるとは!驚きでした。
救急救命医をしていた頃は、一日に何十回も「ありがとう」と言われました。助けた患者さん、ご家族、看護師、検査技師、救急士・・みんなが私に感謝をしてくれました。
「人の役に立っている」
そう思えることが、どれだけ自分に自信を与えていたか。
仕事を辞めて初めて痛感しました。
人を救っていたようで、逆に自分が救われていたのです。
私が住んでいた地域は、その年記録的な豪雪で、車は雪に埋もれ外出もままなりませんでした。

生後間もない娘を連れて外出して、万が一転んだら・・
そう考えると外出もできず、私はほとんど家の中にいました。
3時間おきに授乳をしながら、眠る娘を膝に抱えたまま私はパソコンに向かいました。
毎日文章を書き写真を撮り、ひたすら「発信」を続けました。発信することで自分の存在意義がかろうじて保たれているような状態。
産後1か月くらいから、オンラインで「ブログの書き方講座」等のコンサルティングを始め、生後4か月から子供を時々保育園に入れました。
この頃から私の中に心の葛藤がうまれました。
私がいまやっていることは、小さい子供を保育園に入れてまでやりたいことなのだろうか。
子供との時間を犠牲にしてまでこれをやっているけど、全然「結果」に繋がらない。本当にこれを続けていて成功するのだろうか。
思うように結果が出ないことへの猛烈な焦りと、小さな我が子への罪悪感と、でも「絶対に成功するぞ!諦めてたまるか!」という想いや決意がグルグル回っていました。
辛い時、辞めたくなる時に私がいつも唱えていたのが
「成功するたった一つの方法は、成功するまでやり続けること。ただそれだけ。」という言葉です。
私の中では、既に「私だけの問題」ではなく、子供を持つママ達の未来を背負っているような……大袈裟ですがそんな感覚だったのです。ここで諦めたら、「小さな子供がいてもチャレンジできるんだ!」ってことを証明できなくなる。だから絶対に諦めない!
そして子供が大きくなった時に言うんだ!「あなたがいてくれたから、ママは頑張れたんだよ」って。できないことを子供のせいにだけはしない!そんな意地もあり頑張ることができました。
元々「やる!」と決めたらとことん勉強するタイプなので、1年もたつとFB、ブログ、LINE、LINE@、メルマガ・・etc.
起業に必要な大抵の発信を教えられるレベルにまで成長し、それらを教える総合発信塾のようなものを始めました。
もともと発信は好きで、ブログが日本に上陸した2000年代初期から書き続け、世界一周ブログはランキングで1位にもなり、旅行書籍を出版しました。ブログからのご縁で国土交通省からの依頼で全国の学校で講演会をしたり、写真展をしたり、メディアにでたり様々な夢が叶っていきました。発信が人生を豊かに広げてくれることはよくわかっていたつもりでしたが、そんな私の常識やスピード感を遥かに凌ぐほど、インスタグラムを始めて私の人生は180度変わりました。

2017年秋。たまたまご縁をいただいた企業やメディアがSNSの中でもとりわけインスタグラムを重視していることを知り、これからインスタグラムのニーズが上がるのではないか?と仮説を立てた私は、早速インスタグラムを始めました。もともと目標に向かって努力したり研究するのが好きなので、「インスタグラムの発信力を持ち、いずれ機内誌で執筆をする」を目標に日々試行錯誤を繰り返し1ヶ月で3000人フォロワーが増加。結果が出れば出るほど面白くなっていき、3ヶ月で1万人フォロワーが増えました。

周囲からは「教えて欲しい!」という声が殺到。誰にでも応用可能な方法を独学で編み出し、多くの方が最短3時間で目に見える結果を出すようになりました。
はじめ1DAY講座として開催していたものを、より多くの方々が確実に目標達成できるよう「ノウハウ」「マインド」「行動力」「セルフブランディング」を徹底的に学べる4ヶ月のカリキュラムに落とし込み、2018年2月に「TOKYOインフルエンサーアカデミー」が誕生しました。

MrsGrandUniverse

2019年大会、ミセスアジア日本代表

TOKYOインフルエンサーアカデミー情報は、
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