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不安と向き合い、自分を強くする方法

このご時世
不安を感じさせるさまざまな出来事が起きていますが
あなたは不安とどのように向き合っていますか?

私もさまざまなところで不安を抱えてきましたが

不安と向き合うことで
自身を強くする「きっかけ」にしてきました。

不安に立ち向かうことは
とても苦しく、大変なことです。

でも、好きなことができる自由を
手に入れたいのであれば

いつまでも不安という感情に
振り回されるわけにはいきません。

あなたへ応援の気持ちを込めて
私の体験談をお伝えします。

 

医者という不安

世界一周の一人旅から帰国後
私は救命救急医になりました。

「何があっても、どこにいても、
誰かの力になれるだけの
確かな技術と知識が欲しい」

そう考えるようになったからです。

はじめは東京都心の大病院で働きました。

約4年間のブランク。
ほぼゼロからのスタートです。

皆さんがご存知のとおり
救命救急は一分一秒を争う職場です。

瀕死の重症患者を乗せた救急車が
到着した時、緊迫した空気が漂います。

私は何をしたらいいのか?

どう動いたらいいのかわからず
立ち尽くすしかありませんでした。

そんな不甲斐ない自分に耐えきれず
何度も病院のトイレで泣いたものです。

でも、いつまでも
泣いているわけにはいきません。

「やりたいことを実現するために」

「少しでも夢に近づくために」

自分のちっぽけなプライドを捨て
やれることをとにかくやり続けました。

自分よりも
年下の後輩医師に教えてもらったり
丸2日間寝ずに働いたこともあります。

1日に数人の死に直面したり、
自分の判断が人の命を左右する
救命医の責任の重さに
押しつぶされそうにもなりました。

たくさんのところで
不安や恐怖が見え隠れしていましたが

とにかく
「不安を感じる隙を作らない」

これを心がけました。

その結果
いつの間にか離島やへき地で
診療できるだけの
メンタルの強さを手に入れていました。

十分な機材はなくても
医師は私一人であっても

自身の直感力や判断力を信じ、
常に時間と戦いました。

そして、不安を糧に
やりがいや自身の成長を
感じられるようになりました。

 

母になるという不安

夫の転勤とともに
長野県の病院に働きはじめました。

しばらくすると
とてもうれしいことに妊娠をしました!

「ママになる」とは
「人生やりたいこと100のリスト」の
35番目に書いていた夢!!

夢が叶い、とてもうれしかったです。

しかし、妊娠5ヵ月を過ぎると
今度は腹痛を感じるようになります。

検査をしたところ
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」が見つかりました。

卵巣嚢腫とは、卵巣の腫れかたで
水がたまった袋のようなものができる病気です。

卵巣嚢腫のほとんどは良性ですが
ごく稀に悪性(卵巣癌)に
なることがあります。

私の場合は良性でしたが
「今すぐ手術した方がいい!」と言われ
緊急入院、翌日手術になりました。

不思議なことに
この時点では不安はほとんど感じませんでした

医学の知識はありますし
これまで医療現場で修羅場を
くぐり抜けてきたからかもしれません。

でもお腹には赤ちゃんはいますし
医学に必ず治るという保障はありません。

それでも
「あぁ~、こんなことならもう少し
家の片づけをしておけばよかった、、、。」

そんな他愛もないことを考えていました。

しかし、無事に手術が終え
ベッドの上でぼぉ~っとしていたら

突然大きな塊となった不安が襲ってきます。

・出産したら自由がなくなるのかな?
・しばらく働けなくなるよね?
・その間の収入ってどうなるんだろう?
・保育園には入れる?入れられなかったらどうする?
・復職できるのかな?
・そもそも、いつまで健康で生きられるんだろう?
・老後の貯金はどうしよう?

 

「母になる」という新しい将来が不安で怖くなり
答えが出ない問いが
ひたすら頭の中でぐるぐる回ります。

当時33歳の私は
毛布をかぶって号泣することしかできませんでした。

救命救急医を通してメンタルが強くなったはずなのに
不安に押しつぶされました。

しかし、時とともに
冷静に状況を把握できるようになると

「何をどうしたら不安を取り除くことができるのか」

これについて、考えられるようになりました。

私が考え抜いた方法とは

「誰かに雇われる働き方だけではなく、
自分で起業しよう。
より自由な選択肢を自分の手で作ろう!」

新しいモノ好きの私だから
見つけた方法かもしれませんが

ここから私の起業への道が
はじまります。

 

「不安」を糧に成長しよう

お伝えした通り
私もたくさんの不安を感じ
何度も押しつぶされそうになりました。

そのまま「不安」という感情に身を任せ
現状維持を続けることもできました。

でも私は
「好きなことができる自由」
これを手に入れたかったから

不安の根本的解決にはならなくても
少しでも前に進むことにつながることを
やってきました。

どんな些細なことでもよいと思います。

不安はどこからでもやってくるので
簡単に消せる感情ではありません。

でも、その不安とどう向き合うのか?
どう付き合っていくのか?

それを数分だけでも考え
数分だけでも行動に起こすことができれば

明るい未来が見えてくると
信じています。

 

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