今回は、Instagram投稿用画像の撮影の中でも<壁紙・背景>について詳しくお伝えしていきます。
※フィード投稿を想定した内容ですが、ストーリーズでも同様に役に立つ内容となっています!どういったクリエイティブを撮影すればよいのか、構図の作成方針など、撮影方法全体の流れについては下記記事にて詳しくご紹介しています。
①Instagram(インスタグラム)背景の重要性について
撮影したい構図に対して、どのくらいのクオリティの写真が撮影できるかは、ほぼ用意できる小物で決まると言っても過言ではありません。
中でも、背景は画像に対して占める面積が大きいため、投稿を閲覧したユーザーの印象を大きく左右します。
壁紙や背景は、撮りたい構図のイメージに合わせて撮影前に必ず準備を行いましょう。
②基本の背景には壁紙の使用がおすすめ
ある程度サイズ感のあるものを撮影する場合で、既存の色・柄でイメージに親しいものがある場合は、壁紙の使用がおすすめです。
壁紙には、無地以外にもコンクリート風・レンガ風など、さまざまな柄があるので、壁紙を複数用意するだけでバリエーションを出すこともできます。
撮影したい商品のサイズが収まる場合は、100均などで販売している色画用紙などで代用も可能です。
2-1.壁紙を撮影で使う際のコツ
壁紙は数メートルの長さがあり、ロールの形で到着するものがほとんどです。
そのため色画用紙などに比べると扱いづらいのではと思われるかもしれません。
そこで、実際に壁紙をクリエイティブ撮影でどのように活用しているのかご紹介していきます。
使用例①
斜俯瞰や商品を正面から撮影したい時には、下記のように壁紙をアームで吊るす方法が便利です。
使用例②
俯瞰の場合は壁紙を平らな場所に敷き、使用する部分まで引き伸ばしたら、文鎮などの重しで留めます。そうすることで壁紙が動かず、商品の配置などを調整しやすくなります。
③背景として空間を再現する場合のポイント
壁紙や画用紙をメインの背景として使用しても、素敵なクリエイティブは撮影できます。
さらに投稿クリエイティブのバリエーションを出す方法としては、空間を再現する方法があります。
3-1.リビング・室内風
空間を再現する中でも、クリエイティブの室内感をグッと上げてくれるシーン・アイテムをご紹介します。
ナチュラルな雰囲気やリビングでのあたたかい雰囲気を出したい時におすすめです。
窓際・窓枠の活用
窓際を利用したり、窓枠を背景の一部に使用することで、室内の柔らかい雰囲気を出すことができます。
実際の窓際での撮影が困難な場合などは、別途窓枠のみを小物として用意することで撮影が可能です。また、アンティーク風の窓枠などを使用するとまた違った印象にすることもできます。
<クリエイティブイメージ>
▼キリンビバレッジ
椅子の活用
木製のチェアを使用することでも、クリエイティブに奥行きと室内の温かみを出すことができます。
<クリエイティブイメージ>
▼キリンビバレッジ
▼【公式】日東紅茶
3-2.ベランダ風
テーブル+芝などグリーンの映り込みでベランダ、屋外風のクリエイティブを撮影できます。
<クリエイティブイメージ>
▼エバラ食品
エバラ食品(@ebarafoods)がシェアした投稿
④その他の背景工夫例
ここまで壁紙を使用する方法や、家の中のような雰囲気を出すポイントをご紹介していきましたが、ほかにもさまざまなクリエイティブ背景のつくり方があります。
4-1.商品に合わせた素材を敷く
壁紙を背景に使用する以外にも、夏のイメージであれば砂浜を再現して、そこに商品を置く、というような手法もあります。
砂だけに限らず、下記に挙げた投稿例のように抹茶スイーツであれば抹茶、コスメであれば似た質感のもの、というようにそれぞれの商品に合わせて工夫ができます。
<クリエイティブイメージ>
▼PAUL & JOE BEAUTE
▼セブン‐イレブン・ジャパン
▼CANMAKE TOKYO(キャンメイク)
4-2.紙や布などの素材感を活かす
身近に用意ができる物でも、一工夫するだけで変化のあるクリエイティブに活かすことができます。
紙をくしゃっとさせたり、布にしわを寄せたりすることで、立体感のあるクリエイティブになります。
<クリエイティブイメージ>
▼セブン‐イレブン・ジャパン
▼セザンヌ化粧品
▼エチュード 公式アカウント
4-3.水面をアクリル板で再現
水を張った上にアクリル板を用意し、その上に商品を置いて撮影することで、水面の上に商品が浮かんでいるようなクリエイティブを撮影することもできます。
夏らしさやみずみずしいイメージを出したい時におすすめです。
<クリエイティブイメージ>
▼コスメ&バラエティ CoCoRo Plus ココロプラス
⑤まとめ
撮影方法の中でも、壁紙や背景について詳しくお伝えしていきましたがいかがだったでしょうか。
壁紙ひとつでクリエイティブの印象は大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。