今回は、業種別に企業のインスタライブ配信事例をご紹介します。配信する際のポイントにも触れていきます。

 

「Instagramライブ(インスタライブ)」とは、Instagram上でリアルタイムに情報を発信・視聴できる機能です。

ライブ配信中は、配信者へ「コメント」や「いいね」の送信や「質問」機能を使った質問が可能。双方向でコミュニケーションを取ることができます。 見逃したユーザーに向けて「IGTV」に残すことや、配信動画の保存にも対応しています。

ここからは実際にインスタライブを活用している企業アカウントをご紹介していきます。
※以降、投稿は再生ボタンを押すと動画が再生できます。音量にご注意ください。

 

プロモーション

タレント(松本まりか)を起用したライブ配信。商品の紹介をしつつ視聴者のコメントピックアップするなど、インスタライブならではのやり方でしょう。

 

 

ハウツー系

自社製品のスパイスを使用したレシピ動画をライブ配信しています。アーカイブ動画では、2万回以上再生されているものもあり人気を集めています。

 

 

 

商品紹介

専属ヘアメイクアップアーティストによる新商品紹介を配信しています。おすすめの使用方法やポイントをプロ直々に発信している点が特徴です。

 

 

専属ヘアメイクアップアーティストとタレント(伊藤千晃)の2人体制で配信されたインスタライブです。タレントが使用感を伝えてくれるため、第三者目線が入った商品紹介となっています。その他にもメイク術の紹介などハウツー系の配信もしており、インスタライブをうまく活用しています。

 

 

おすすめギフトの紹介をしている配信です。ファシリテーターと店舗側で役割分担。それぞれで情報発信・視聴者の疑問に答えるやり方をしています。またショップ機能を使用し、ライブ配信から直接購入できる仕組みになっています。

 

 

ハウツー系

商品紹介のほか、自社製品を利用したメイク動画を配信。おすすめおうちメイク、パーソナルカラーなどハウツー系コンテンツをシリーズ化して提供しています。

 

 

自社製品を利用し、ベースメイクやマスクメイクのポイントを紹介しています。実際にメイクを仕上げていく演出が特徴です。また、配信によっては最後に限定クーポンを提供。最後まで視聴される工夫をしています。

 

商品紹介

店舗での商品紹介を配信。あらゆる身長のスタッフが着用し、丈の長さや試着イメージを提供しています。ストーリーズでの事前告知や、スタッフの身長を記載するなど様々な工夫が見られます

 

 

新商品と着回しコーディネートの紹介を行なっています。配信中に行ったキャンペーンの当選者発表をしているのが特徴です。他のインスタライブに比べPV数が多いことから、当選発表が視聴者を集めた要因の一つと言えるでしょう

 

 

通常のピックアップ商品紹介とは別に「2020年バイヤーベストバイ&最も売れたもの!」を配信。人気の商品をわかりやすく紹介しています。また在庫状況や再販情報などをキャプションに入れている点も注目ポイントです。

 

 

プロモーション

フォロワーの意見を取り入れた商品の進捗報告会を配信しています。ライブ配信の後半にはクーポンの配布など、購買や次回の視聴に繋がる工夫がなされています。

 

プロモーション

ターミネーターのアトラクションに出演するキャラクター(綾小路麗華)がパークを紹介Twitterでもトレンド入りをするほど注目を集めました

 

 

商品紹介

1ヶ月に1回ペースで配信を実施しています。著名なMCやゲストを招き、各店舗のおすすめ商品・最新情報を紹介するのが特徴です。

 

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ハウツー系

取り扱い商品を使用したクッキング動画の配信。その他メイク動画やトレーニング動画など幅広いコンテンツを提供しています。また配信日はあまり日を空けず、コンスタントに行なっている点も特徴です

 

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自社製品を利用したオンラインワークショップ形式で配信を行なっています。同時に、一緒に作った作品をハッシュタグをつけて投稿すると抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンを実施。他ユーザーへの周知にも繋がる工夫がされています。

 

ここからは、実際の事例からインスタライブのコンテンツに活かせるポイントをご紹介します。

アパレル

ECサイトやフィード投稿だけでは伝わりづらい着用イメージが沸きやすいのがインスタライブの大きな特徴です。サイズの記載・着用するスタッフの身長などをキャプションに記載すると、より視聴者に寄り添った配信となるでしょう

  • 試着サイズの記載
  • 着用するスタッフの身長 …など

 

コスメ・食品・小売系

商品紹介以外に商品の活用方法や役立つ情報を合わせて訴求することをおすすめします。具体的には、おうち時間や、季節に合わせたコンテンツを提供するアカウントが多く見られます。

  • 夏のメイク動画
  • レシピ・クッキング動画
  • ワークショップ動画 …など

 

ショップ機能を持っているアカウント

ショップ機能を使用しているアカウントであれば、ライブ配信時に機能の紐付けが可能です。
視聴者が欲しいタイミングで購入できるため、購買率アップも期待できます

  • 「このショップに映っている内容」として表示が可能

 

 

視聴者がコメントや質問で参加できるのが、インスタライブの大きなメリット。
より視聴者の興味を惹きつけることができるコンテンツ制作を心がけましょう。

 

 

PV数を上げるには、インスタライブをしたことを認識させる&どんな内容かわかりやすくしておくことがポイントになります。以下のことに注意しましょう。

 

 

 

  • 統一感のあるサムネイルの設定
    ライブ配信のアーカイブにはサムネイルを設定することができます。
    今回紹介した中には、統一感のあるデザインや配信内容を見ただけでわかるように工夫しているアカウントも。
    きちんと管理しているアカウントと認識されるため、アーカイブに残す際は気を付けると良いでしょう

 

  • ストーリーズやフィード投稿に残す
    リールと同様、ストーリーズやフィード投稿にシェアすることができます。見逃したユーザーに向けて認知させることが次回PVにも繋がると考えられます

 

 

今回は、企業アカウントのInstagramライブ配信事例をご紹介しました。
時流にあった企画や、ライブ配信の体制、キャプションなど様々な工夫が見られました。同時に、発信したい情報に合わせてあらゆるコンテンツを検討していくことが求められていると言えるでしょう。