コメント機能やエフェクトとともに、簡単にライブ配信することができます。

最近はインフルエンサーや企業がインスタライブを配信することをよく見かけるようになりましたが、実際に生配信を行うとなると「失敗できない」「やり方がわからない」などの不安があると思います。

今回はそんなインスタライブを企業アカウントとして配信するにあたり、撮影方法や配信までの準備について詳しくお伝えしたいと思います!

 

インスタライブとは、Instagramのアプリ内で利用できるライブ配信機能です。
写真や動画と違い、リアルタイムな動画配信を楽しむことが最大の特徴になります。また、インスタライブはアプリなどは必要なく、インスタグラムのアカウントとスマホ1台があれば手軽に利用できることで人気となっています。

UNITED ARROWS グリーンレーベルリラクシング

<イメージ>

新作のアパレル商品をコーディネートで紹介し、コメントの質問にも答えながら商品の特徴をお伝えしてます。

 

LOWYA(ロウヤ) | インテリア | 家具

<イメージ>

家具を扱うLOWYAさんは、リビングをイメージさせる撮影環境で実際に家具の配置や使い方などを配信しています。

 

インスタライブ撮影の手順は以下のように進めます。

▼注意点

1.配信テーマ決め
2.台本作成
3.出演者、配信場所の確保
4.機材や撮影備品の用意
5.事前リハーサル
6.配信当日
7.配信時間、尺について

インスタライブの配信準備はまず、配信のテーマを決めることから始まります。
まずは新商品の発売やイベントに合わせたテーマで配信すると良いと思います。
また、継続的に配信することを想定した全体のテーマを決めることも重要です。

投稿の内容・テーマが決まったら、「どういった内容の配信にするか」を台本に起こしていきます。

台本でどこまで固めるかは配信内容やブランドイメージによって異なると思いますが、ポイントとしては配信の中で必ず伝えたい商品名やイベント情報(商品金額・イベント日時)などは明確に記載し配信中に演者や見ているユーザーが迷うことの無いように準備しましょう。

また、配信中に視聴ユーザーのコメントのピックするタイミングなども明記しておくと進行がスムーズになります!

実際に配信する場所や出演者のスケジュールは早めに確保しておくことをお勧めします。
事前のリハーサルや打ち合わせなど含め全体スケジュールを作成しておくと進行がスムーズになります。

以下の物を準備しましょう。

  • 台本
  • 配信機材 ※機材については後半に詳しく記載
  • 紹介するアイテム
  • 出演者の衣装(必要に応じて)
  • 商品に関連する備品(洋服の場合はハンガーなど撮影をスムーズにするためのもの)
  • その他必要に応じて、以下の物もあると良いでしょう。
    ‐フリップ
    ‐フェイスガード(感染対策)
    ‐ホワイトボード(カンペ用)

事前に配信のリハーサルを行っておくと当日の流れが把握できます。
また、出演者の方の話すスピードによって配信時間(長さ)の確認もできますので、配信に慣れるまでは行っておくようにしましょう。

インスタライブにおいて告知は最も重要です!
インスタライブは生配信のため、ユーザーに事前に告知をしておくことが大事になります。
配信時間やテーマをフィードやストーリーズで数回に分けて告知しておきましょう!

ここからは実際に配信当日に対応することを解説していきます。

当日はまず撮影機材のセッティングを行い、予定開始時間までに問題なく配信ができるかテストを行いましょう。
以下はセッティング例と配信時のモニターの配置例となります。

ライトを設置すると室内でも出演者の表情がしっかりと見えるようになります。
また、モニターは①出演者のコメント確認用、さらに②リアルタイムの撮影映像(配信画面ではなくカメラで撮影している映像をそのまま映し出すもの)を用意すると出演者が安心して進行できるでしょう。

<機材セッティング例>


▼必要機材一覧例
  • iphone 1台(配信用)
  • スマホ三脚 1台
  • スマホ用の充電ケーブル
  • 電源タップ延長コード
  • iPad 2台(コメントチェック用)
  • PC(画面切り替え確認用) 1台
  • 照明 2台
  • ライトスタンド
  • トレーシーングペーパーセット(棒、スタンド、トレペ)
  • フレキシブルアーム
  • フェイスガード 2つ(感染対策用)
  • アルコールやお手拭き

上記は一例となりますのですべて必要というわけではありませんが、安定して配信を行うために可能な範囲で準備しておくと良いでしょう。

配信中のコメントは確認するのがベターです。
好意的なコメントや質問には配信の中で返答すると視聴維持にも繋がります。

インスタライブの中の機能に画面共有機能があります。
以下の事例のように任意の画像をユーザーに映し出すことが可能です。
その際、配信映像は右上に小さく表示されますので、わかりやすく正確に伝えたい内容などはこの機能を活用するとより見やすい配信となります。

<事例>
・UCC上島珈琲様

<設定方法>
配信画面の右上にある画像のアイコンをタップするとカメラロールの画像が表示されますので、表示したい画像を設定しましょう。
※配信中に手動で設定するため、使用する画像をフォルダに事前にまとめておくとスムーズです。

配信終了後はアーカイブ動画として投稿することをおすすめします。
アーカイブは配信終了画面のシェアボタンより設定が可能です。
アーカイブ投稿を行うことで、リアルタイムで視聴できなかったユーザーも閲覧することができるほか、視聴ユーザーももう一度確認したいシーンを見ることができます。

<配信終了時に表示される画面>

インスタライブの撮影方法と配信についてお伝えさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
撮影前の準備から撮影当日までの流れをイメージいただけたかと思います。

集客にぜひインスタライブの機能を活用してください。